上に書いた通り、4月からDJ(PCDJ)を始めた。DJソフトに何百曲か入れて、少しずつ操作にも慣れてきた。この前の日曜日にはインターネットでの音声ライブだけで45分×2セットの配信もやった。
どんなことであっても、始めたばかりは楽しい。ちょっとその世界観が見えてくると、さらに楽しくなる。
ちょうど今はそういう時期かな。
嬉しかったのは音楽への視点が増えたこと。基本、2つの曲を混ぜて、そこにエフェクトをかけまくってのスタンスなので、「この曲とあの曲、合わせたらどんな音になるんだろ?」や「この曲のここの部分、美味しいフレーズだ」とか、立ち位置が変わればモノの見方も変わるのね、を実感している。
あとは、
自分の好きな音。音楽じゃなく、音そのものを見つめ直すようになった気がする。例えば、
聴いているだけなら、かなり好みの音が鳴っている。でも、ビートが足らない。美しいシンセの音もいい。いいけれど、複数の打楽器系が絡み合っている方が身体の細胞がうずく。
微妙な違いだけど、DJソフトに入れるとき、こちらを選んでしまうのよね。
で、自分の好きな音を言語化してみた。
多角形じゃない。角張っているのは落ち着かない。円だな。でも、正円じゃない。楕円に近い不定形。色は少し濁った透明に近い感じ。ちょうど、ミルクのようなコロイド粒子。
イメージとしてはムーンストーン。
岩石って長年の歴史を経て、自然が生み出した神秘だし、自分が抱いているものに近い。
というわけで、あちらこちらからムーンストーンを集めまくって、自分なりのDJスタイルを磨き上げていこうと思っている。